水の硬度は水中に溶けているカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルがどの程度含まれているかによって変り、カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の量を炭酸カルシウムの量に換算して表し(mg/L)ます。
硬度(mg/L)=CaX2.5+MgX4.1 硬水と軟水の境目は国によってさまざまですが、WHO(世界保健機構)では120mg/L以下を軟水、それ以上を硬水としています。
日本は軟水が多く、ヨーロッパの水は硬水が多いようです。
厚生省が出したおいしい水の要件では硬度が10~100mg/Lとされており、日本の水は軟水なので、くせがなく素材の味もそこなわず、煮物、汁物、吸い物などの料理に適しています。